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2006.01.30

ポチたま?

060130a昨日、ルナを散歩に連れて行っているとき、思わぬ場面に遭遇しました。
お昼ご飯をいただいてからルナを散歩に連れて行ったのですが、近所にあるJTの研究所の角あたりに、それぞれ犬を連れた主婦らしい人が3人と男性が2人いました。
犬好きの人たちが集まって何か話しをしているのかな?と思い、横目で見ながら通り過ぎようとしたら、その中の男性が一人、僕のところに足早に近づいて来ました。

「あれれ?なんだろう?やっかいな話でなければいいが」と思っていると、「テレビ東京の“ポチたま”という番組なのですが、ちょっとそのダックス君と向こうから歩いて来るところを撮らせていただけないでしょうか?」と言うのです。

その番組は観たことはなかったのですが、後でネットで調べてみたら、“ポチたま”というのはテレビ東京の番組で、金曜日の19時からのようです。

きょうは、近所に住むハルちゃんという柴犬が主人公らしく、散歩中に向こうから来る犬を見つけると、側溝にじっと伏せをして、その犬が通り過ぎるまで待つというクセがあるというのを取材に来ていたようです。
しかし、ハルちゃんのそのクセを撮影するために通りすがりの犬役として協力してくれていた着飾ったプードルやシーズーではどうもうまくいかなかったようで、取材班は困っていたようです。

そこへたまたまルナと僕が通りかかったので、「もしかして・・・」、という淡い期待をもって(あるいはダメもと、藁をもすがる思いで)僕に取材協力を求めてこられたのでしょう。
それで、ルナに向こうの方から歩いてきて、ハルちゃんとすれ違ってくれと言うのです。時間はありましたので、気軽に「いいですよ。」と協力してあげることにしました。

ルナと一緒に向こうからハルちゃんの方に歩いて行くと、プードルやシーズーでは何の反応もしなかったハルちゃんが、なんと、ルナが10mほどまでに近づいた時、溝で伏せをしたではないですか!
スタッフは大喜び。
完璧ではなく、ハルちゃんは、ルナが通り過ぎるとすぐに側溝から飛び出して、追いかけようとしました。
ほんとは、そのままじっと伏せていてほしかったらしいです。
念のため2~3回同じように撮影しましたが、何度やっても、ルナが通り過ぎると追いかけてきます。それでも、うまく編集すれば使えるだろうということでOKが出ました。

ルナは、取材班から、ハルちゃんが伏せる溝の横のちょっと一段高くなっている幅30cmほどの狭い段の上を歩けるかと言われ、何の苦もなくちゃんとお利口にハルちゃんの方に歩いてくれました。ルナは、ホントにえらかったです。見直しました。

でも、たぶん、ルナはハルちゃんを伏せさせるための影武者です。ルナの映像は映ってないと思います。
だって、カメラはずっとハルちゃんばかりを追いかけてましたから。
たぶん、向こうからハルちゃんの方へ他の犬が近づいて来るシーンは、おめかしをしたプードルとかシーズーの映像と差しかえられてしまうのでしょう。
番組は2月中に放映予定とのことでした。

何でハルちゃんが、プードルやシーズーではなく、ルナだけに反応したのか、僕にはわかりません。
でも、ハルちゃんはメス、他のプードルとシーズーもメスのようでした。ルナは男の子。
それでかなぁ、なんて思ってます。
ルナは、案外もてるんだなぁ。
僕もあやかりたいものです。(笑)

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2006.01.29

博士の愛した数式

小川洋子の「博士の愛した数式」を読んだ。
記憶障害を持つ元数学者と、数字を通じて交流を深め合うという発想が面白いんだけども、それ以外に、数学を嫌いだった人も、小川洋子の魔法の文章に触れると、数学の美しさが理解できて興味を持つだろうという気がする。

小川洋子は、おそらく決して数学は得意ではなかったように思うのだが、この小説を書くに当たっては、相当の勉強をしたのではないかと推測する。
1からnまでの整数の和の公式の導出の説明なんか、なかなかいいね。
大数学者でもあり、僕達の世界では電磁気学者としても有名なガウスはこれを小学生の年齢のときに編み出したらしい。
素数の不思議、完全数、友愛数など、数学を知らない読者をもぐいぐい引き込む文章だと思う。

読み終わったとき、爽やかな感動があった。
記憶、数学、阪神タイガース。
最初はなんて厄介な人なんだろうと思っていた博士を、読者もだんだんと好きになっていくことだろう。僕もそうだった。

義姉と主人公の間に軋轢が生じたとき、博士が差し出した数式の書かれた紙切れ。
そこには、オイラーの等式があった。

「オイラーの公式」は、指数関数と三角関数を結びつける角度θ(シータ)についての式で、

ei θcosθisinθ ・・・①

が一般形である。
この式は、電気回路の交流理論の計算でも重宝する式で、僕達電気屋にはなくてはならない関係式だ。

さて、①で、θπのとき、cosθ=-1、sinθ=0なので、

ei π=-1

つまり、

ei π+1=0

という「オイラーの等式」となる。

何とも不思議な不思議な非常に美しい数式だ。
数学にとっては非常に重要な2つの定数、円周率(π)と自然対数の底=ネイピア定数(e)が、虚数単位iと整数1によって結びつけられている。
これにどんな意味が隠されているのか、僕は知らないが、美しさには唖然とさせられる。

「博士の愛した数式」とは、この式であったのだろうか。

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2006.01.28

うれしいこと

26日、某カメラメーカから、デジタル一眼レフの新製品が発表された。
これには、僕のチームで長年にわたって開発してきた新しいイメージセンサが搭載されている。

発表の日、午後からずっとネットをあちこちさ迷い歩いて評判はどうか、画質についてはどう見られているかなどを調べていた。
思いのほか評判がよさそうなので、ホッと旨をなでおろしている。

このカメラに使われているイメージセンサ(フィルムに相当する半導体チップ)は、分類上はMOS型イメージセンサと呼ばれるもので、一般的なCCDとは異なる方式だ。
開発するからには絶対にCCDの性能に負けないものを作ろうとチームのメンバーを鼓舞して頑張ってきた。
要素技術開発、原型開発から製品開発までで6年以上を費やしてしまった。
こんなにも時間とお金をかけて開発させてもらって、もし商売がなくなったらどうしようかと怖かった。
長期にわたり開発だけをしているわけにはいかず、商売も取らないといけないので、携帯電話カメラ用の小さなイメージセンサも開発した。
これはこれでマイコさん(愛称)の名前を世間に定着させるのに大いに役立ったし、売り上げにも貢献することができた。

途中、カメラメーカさんの開発担当トップが変ったり、製品のコンセプトが変更されたりで、何回もの仕様変更があり、設計のやり直しが続いたが、一向にカメラを製品化する気配がなかった。
そろそろさすがの僕も息切れしてきて、もう我慢の限界やぁ~、とさじを投げかけた頃、ようやくカメラの製品化にGOサインが出た。
カメラメーカの開発担当者達も長年諦めずによく頑張られたと思う。ほんとによかった。

2月24日の発売と出ていた。
ヨドバシではレンズキットで129,800円とあった。
ちょっと痛い出費になるが、マイコさん初のデジカメ搭載機なので、大枚はたいて買おうと思う。
家宝にするぞ。
早くこの手にとってシャッターを押してみたい。

今、なんともいえない幸福感にひたっている。

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2006.01.04

謹賀新年

060104aという間に三が日も終わって、世間では今日は仕事始め。
僕は、きょうまでお休みで明日から会社である。

正月休みも、年末は大掃除と年賀状に暮れ、年明けは食っちゃ寝、食っちゃ寝のゴロゴロ生活でだらけて過ごしてしまった。

事業計画策定しようと持ち帰ったものの、結局何もできていない。
これからちょこっと進めるとしよう。

年始というのに、一年の計くらい立てないといけないかもしれないが、どうにも緊張感がなくなってしまっている。
それと連動するかのように、今年は正月!という気分はいまいち高まらない。

こんなことでいいのだろうか?
ありゃありゃ、焦ってもしようがないが、腑抜けのようになっている自分がちょっと心配だ。

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